絶対潰れない、会社経営法
社長さんの仕事は、経営判断をすることです。
では、どのように自社の状況や業績を把握し、「経営判断」していますか?
○試算表を見て経営判断している?
○業績管理表などを見て経営判断している?
○決算書を見て経営判断している?
これでは、難しいと思います。
なぜなら、経営の前に、経理の勉強をしなければならないからです。
経理をやっていたという社長さんなら別ですが、
経理身の社長さんの割合は少ない気がしています。
では、
○感覚で経営判断している?
○現金預金の残高で経営判断している?
これでは、資金繰りが心配です!
イザとなった時では遅すぎるとなってしまいます。
絶対、つぶれない会社経営法とは、「とても簡単」で、「経営体質が強くなる」方法です。
難しいことは全くありません。
実は、経営管理と健康管理は同じなのです
皆さんが健康管理する場合は、常に比較をしています。
○“過去の自分”と比べてどうか?
(体重が増えたなぁ。血圧が上がったなぁ)
○“理想の自分(目標)”と比べてどうか?
(あと10キロ体重が減ったらなぁ。
あとウェストが5センチ減ったらなぁ。)
○“同世代の平均”と比べてどうか?
(自分は○○歳の割には少し血圧が高すぎるな。
私は○○歳の割には体脂肪率が高い。)
このように、
“過去の自分との対比”
“目標の自分との対比”
“平均との対比”
をすることで、現在の自分を深く把握できるのです。
そして、現在の自分をキチンと把握したあとで、目標とする自分になる方法を
模索するのです。(時には、お医者さんと検討する場合もあるでしょう。)
(1)自分を比較対象と比べる
↓
(2)比較対象と“ちがう部分”を素早く、より深く認識する
↓
(3)ちがう部分を目標に近付ける方法を模索する
現在の自分の状態を認識するには、この“比較をする”ことで、素早くできます。
自分の血液検査の検査データ“だけ”を見せられても,自分の状態は分からないですよね?
経営状態の把握も同じです。
過去の自社との比較
同業他社との比較
自社の目標との比較
を行ない、【ちがっている部分】をキチンと認識することで、自社の強み弱みや現状の認識ができるのです。
重要なのは、その後の対策です。
健康と同じように、”ちがい”に留意して経営を行なっていれば、自社の変化にもすぐ気づくことができます。
また、ちがいにフォーカスしながら
○過去の自社との比較
○同業他社との比較
○自社の目標との比較
をしていれば、決算書の仕組みも分かり、自然に読めるようになります。
参考:
「儲かる会社のキーワード」
2009年7月22日