優しい社長の落とし穴
社長を「優しい社長」と「怖い社長」の2つに分けてみると、労務トラブルが多いのは、「優しい社長」の方だと感じる。
なぜなら、優しい社長は、従業員から「言ったら何とかなる」と思われているので、言いたいことを言われやすい環境にあるからだ。
一方、怖い社長は、従業員から「何を言っても意味がない」と思われているので、トラブルになりにくいという一面がある。
もちろん優しい社長が悪いと言っているわけではない。
優しいだけではなく、締めるところは締めたり、見せるところはしっかり見せることだ。
分かりやすく言うと「ナメられない」ことが大事。
優しいのとナメられているのとでは違う。
優しいけどナメられない、このバランスをとりたい。
※大社長養成ギプスより抜粋
2021年6月2日