起業を決意したときの一番大切なこと
起業は誰でもできます。
本当です。
簡単です。
資本金(今なら1円でも構いません。)と設立諸費用(約30万円)があれば、会社を”作る”ことは、誰でもできます。
・・・しかし!本当の問題は、その後なのです。
そうです!
起業の後の、経営です。
その起業の後の経営がうまく行ってこそ、「起業が成功した。」と言えるのです。
私達が設立に関与していない場合。設立後にいただくご相談で、よくこんなケースがあります。
会社は設立したのだけれど、税理士を探している。という事でお話いただく場合ですね。
1)事業年度の期末月が忙繁期になってしまっている。
(弊害1)
これでは、決算予測が立ちません。
赤字予測であったのが、忙繁期に売上が大きく立ち、黒字に転換。
これは大変よい事なのですが、節税策が取れません。
やはり、忙繁期は事業年度の前半に設定し、決算予測の精度を上げて対策したいものです。
(弊害2)
期末に忙しい場合は、当然、話し合いをする時間や対策をする時間も取れないですね。
来期の目標を策定する時間的余裕もありません。
2)会社を作ったのは良いけれど。資金計画、事業計画がない状態。
よくあるケースです。
会社設立後半年ほどで資金が足りなくなってくる。根拠ある計画を立てましょう。
また、事業の計画をたてて、必要な資金はいくらなのかを把握した上で、事前に調達できる資金は調達しましょう。
起業の成功は、会社を”つくった”時点ではありません。
会社を設立し、”経営が軌道に乗った”時点で、はじめて、「私の起業は、成功した!」といえるのです。
上記の様なケースに陥らないように、制度面、資金面、税金面、トータルを考慮した起業をしましょう!
起業にあたっての、ハードルや悩みを私たちにぶつけて下さい。
一人で悩む必要は全くありません。
私たちは、起業を支援するプロ集団です。
起業に際しての問題。資金、人材確保など解決いたします。
2006年7月12日