取締役の義務
新聞やテレビで公務員が賄賂をもらって逮捕される話をよく聞きます。
公務員はおいしい話が結構集まってきて、誘惑が多いのだろうなぁ、と思いますが、これは民間の役員であっても他人事ではないのです。
やはり会社法では、民間の取締役であっても不正な財産上の利益を受けると“収賄罪”になると規定されています。
会社から民事的に損害賠償請求をされるだけではなく、刑法上でも懲役や罰金というペナルティがありますので、くれぐれも気をつけていただきたい注意点です。
ちなみに収賄罪は要求をしたり、もらうという約束をするだけ(つまりもらわなくても)で成立するので、かなり厳しいですよね。
また、公務員・役員に限らず、従業員も同じように以上の行為は民事・刑事両面で問われますので誰がやっても許されるわけではないといえます。
2006年8月8日