勝つ組織をつくるために
最近、読んだ本です。
題名が、少しキツイので、興味を持って読んでみました。
「部下は育てるな、取り替えろ!!」
長野慶太著 光文社
題名はショッキングなのですが、実は内容は、組織論の本筋、王道が論じられている内容です。
「はじめに」で、いきなり論じています。
部下を育てる事はできないのだ、と。
どういう事かというと、
“日本のほとんどの組織は4年目以降の社員にも教えようとするものだから、「ノウハウとは与えられるものだ」と皆が勘違いしている。
「ノウハウとは必死に他人から盗むものだ」とは誰も教えない。“
目次を見ると、その他色々と挑発的な内容が謳われていますが、最終的にこの本に記載されていることをまとめると以下であると思われます。
管理者は、
部下に目標を押し付けるのでもなく、
部下に仕事を押し付けるのでもなく、
ノウハウや方法を教えるのでもなく、
規則をつくってがんじがらめにするのでもなく、
自分の組織を「目標に対するまともな議論ができる組織にすること」
である。
この本は、色々な意味で面白かったので、これからも引用してゆきたいと考えています。
追伸
私事ですが、沖縄に旅行に行っておりました。
沖縄はまだ泳げます。夕陽がきれいでした。
↓はホテルからの風景です。
2007年10月18日