管理職とは!?
マクドナルドの店長が管理職ではないとの判決が出されました。
大きな反響を呼んでおり、私にも早速どうすれば良いのかと問い合わせご相談いただいております。
でも、「店長」と一言で言っても企業によって位置づけは様々であって、一概に呼称だけで判断できるものではありません。
それに今回は地裁の判決であって、会社側は控訴してますし、最終的には最高裁の判決を待つことになろうかと思います。
店長だからと言って直ぐに対処しなければいけない訳ではないかと思います。
とはいえ管理監督者の扱いは年々厳しくなっているのも事実でして、勤務の実態として、店長の裁量権がどれくらいあるのかが問題とされるでしょう。
まして店長でない店舗人員を管理監督者として規定している企業については早急な見直しを迫られることになろうかと思います。
賃金を抑制するために必用以上に従業員を管理監督者扱いにしている企業は、成長のため、生き残りのための対応を見直す必要がありそうです。
上記執筆は、社会保労務士の荒木さんです。
付け加えると、、呼称ではなく、実態で判断する必要がある、という事ですね。
実態が管理職としての権限を有しており、待遇も管理職待遇でくあれば、どこから何を言われても、起業としての対応が整っていれば、現時点では、問題はないと考えております。
この問題については、追って記載してゆきたいと思います。
2008年2月19日