経営判断の根拠って?

皆さん、GWはいかがでしたでしょうか?

私は4日~6日に那須高原に行ってきました。祖父、祖母、嫁、息子2人と6人で行ってきました。

大した渋滞もなく、快適なドライブも楽しめました。

5日に那須のりんどう湖ファミリー牧場に行きました。

そこは、色々な乗り物があって、私も楽しめました。

足こぎボート(あひるのやつですね)に息子と乗り、まだ、足が筋肉痛ですが。。。

(年でしょうか、筋肉痛が翌々日にやってきます。。。)

旅行中、あまり深く話をする機会がない5歳の息子と色々な話をすることができました。

(私は、5歳の男の子と0歳の男の子がいます。)

普段、あまり落ち着きのない息子なので、親父である私が物事を決め付けてお説教をすると、必ず言い返してくるのです。

よ~く聞くと、息子の言い分もとても分かるのです。

確かに5歳には5歳なりの物事の見方、考え方があり、私も一概に決め付けて接してはいけないな、これから手ごわくわるな~。と実感しました。

5歳の子供は素直ですが、ごまかしも効かない年齢です。

そこで、深く考えさせられたことがあります。

物事には、かならずメリットとデメリットがあります。

良かった。というのは結果論で、物事を決断する際にはかならずメリットとデメリットを比較検討する必要があると思います。

たとえば、病気になった場合。

手術して直る病気だったら、すぐ手術しましょう!と外科のお医者さんは言うでしょう。

しかし、少し待ってください。

手術したら治癒率は95%(メリット)

だけど、二週間寝たきりになってしまう(デメリット)

投薬治療だと治癒率は70%に下がってしまう(デメリット)

だけど、寝たきりにもならず仕事は続けられる。(メリット)

手術しますか、投薬治療にしますか?どっちにしますか!?

だけでは、なかなか決められませんね。

そこで、現在の状況を鑑みてください。

いまは起業したばかりの方であれば、私が医者だったらこう言います。

「半年、投薬治療をしながら様子をみましょう。それで直ればOK。

でも、治らなかったら半年後に手術しましょう。」

ということは、

「半年の間に右腕を育ててください。

または、あなたが2週間いなくても事業が成り立つように、組織をつくりましょう。」

が最優先になりますね。

ここまで、ご自身の状況を踏まえ、理論だてて考えることができれば、安心して決断が下せますよね。

5歳の子供の方が、自然に論理的に考えているものです。

物事は一面だけで、判断できません。

たとえば、節税したら税金が少なくなるという「メリット」がありますが、業績の見た目が悪くなり、融資が受けられなくなるかもしれないという「デメリット」もでてきます。

要は、現在の自社の状況をキチンと把握しつつ、根拠のある決断をすることが重要ですねー。

2007年5月7日

東京・品川 経理支援オフィス
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