資金繰りからみた事業計画の立て方と運用の仕方
こじらせていた風邪がなんとか、治ってきました。(昨日までは象のような声でした)
土曜日は、一日中寝ていました。
土曜日は、息子の授業参観(母の日の授業参観ですね)があったのですが、出られず、一日寝ていました。
息子には悪かったのですが、来月は父の日の授業参観があるそうなので、来月は絶対に出ないと!
といいつつも、13日の日曜日は休日出勤していました。
そしたら、なんと、弊社が入っているTOCビルでイベントがあり、「柔道整復の日」ということで講演会をやっていました。
講師は、K-1プロデューサーの角田信明氏が「我、事において後悔せず」という内容で講演していました。
私は格闘技ファンなので(昔、すこしだけ極真空手をやっていました)とっても聞きたくなったのですが、仕事の進み具合を考え、やめておきました。
時々、このようなイベントをやっていますので、お近くの方は是非、足を運んでみてください。
さて、先日、損益分岐点について記載しました。
飲食店(小売の店舗や美容室なども同じ考え方ですね)がまず、目標とする売上高は損益分岐点売上高だと書きました。
しかし、お店を出店した際の初期投資額が大きい場合、損益分岐点の売上を達成しても、毎月のキャッシュフローが回らないことがあります。
融資を受けている場合で、その返済額が大きい場合ですね。
この場合、資金繰りの分岐点まで考慮して、毎月の必達売上高を設定しなければいけませんと書きました。
資金繰りの分岐点売上高とは、書き替えると、「資金繰り分岐点売上入金額」です。
(売上入金額)-(仕入等変動費支払額+固定費、返済など固定的支払い額)=その月の現金増減額
この増減が0のときが、「資金繰り分岐点売上入金額」ですね。
まず、損益分岐点をめざしましょうというのは、返済額が減価償却額以下であれば、問題なしです。
銀行がその会社の資金繰りをザックリ判断する場合は、このように見ます。
「利益+減価償却費-返済額」
(減価償却費は、資金支出がありませんから、加算します。
返済は、経費になりませんが、お金は出ていますから、減算します。)
これが、マイナスである場合は、いくら利益が出ていても、資金繰りは回っていません。
飲食店の新規出店の場合は、初期投資額を数年で獲得!が目標です。
初期投資額獲得後は、いつ撤退または移転しても元が取れている状態ですから。
飲食の場合はライバル店が出現したりと、環境変動が激しいですから、新規出店の場合、早めに初期投資額を回収できうる売上が見込めるか否かによって、決めましょう!
2007年5月14日