売上を細分化して経営しましょう!矢沢永吉さんもやっています!
売上が目標に達していない場合、どうやって対応策を検討していますか!?
ただ単に、「売上が目標に達していない!」とだけ捉えてしまうと気持ちも落ち込むだけ、ただ、売上が足りない!という事が頭を巡るだけで、よい打開策も出てきません。
その場合、コマ切れにして考えてみましょう。
例えば、
○どの商品が
○どの地域が
○どの時間帯が
○どの担当者が
○どのメニューが
目標に達しているのか、いないのか。
飲食店の場合、たとえば売上が上がった場合であっても、売上増加の要因は、暑くなったからドリンクの売上が増えたから。という場合は、お店の努力の結果というより、天候という外部要因のお陰ですね。
粗利益率があがった!のであれば、それは何故か?
宴会が多くあったから、かもしれません。
または、売上に占めるドリンクの割合が増えたからかもしれません。
本当にテコ入れするべきところは何処か!
が分からないと手は打てません。
逆に、本当に手を打たなければいけない、目標に達していない箇所はどこか!が分かれば、意味のある対策がうてます。
このように、「全体として」売上が上がった、または下がった。ではなく、コマ切れに判断できるような仕組みを作らなくてはいけません。
私は矢沢永吉が好きなのですが、彼はビジネス感覚が非常に優れていると思います。
コンサートでのグッズ販売の売れ行きも把握し、指示を出しているようです。
ある時、黄色いバスタオル(あの「YAZAWA」のやつですね。(実は私も昔、一枚もっていました!(笑))の売れ行きが悪かったようなのです。
矢沢さんはその報告を受けて、「よし、わかった!」と言って、ライブで黄色いバスタオルを羽織ってステージにあがったそうです。
すると、それを見た観客が、黄色いバスタオルを買う訳です。その結果、黄色いバスタオルの売上が上がった!
そこまで考えてパフォーマンスをしているそうなのです!
ここで重要なのは、矢沢さんは、グッズの商品ごとだけでなく、その商品のそれぞれのタイプごとの売れ行きまで掴んでいるということです。
矢沢永吉、さすがです!
皆さんも、売上をコマ切れに把握しましょう!
2007年5月18日