社長力を測定しよう
私が購読している日経ベンチャー10月で「社長力検定100問」というものがありました。
面白かったので少し紹介します。
「社員を育てるとき、コストダウンするとき、銀行と交渉するとき、社長の力が試されます。
あなたは今、どのくらいの「社長力(ぢから)」を身につけていますか。
100の質問に答えていくだけで、社長としての実力が分かります。」
と書いてあります。
「行動編」として50問あり、「先人たちの教え」、「悩み事の解決法」、「リーダーの姿勢」に分かれていて、経営哲学、リーダーとしての態度や考え方を学べます。
「知識編」として50問あり、「新しい経済用語」、「CSR・法令順守」、「非正社員の活用」、「新会社法を学ぶ」に分かれていて、法制度や経営実務を学べます。
全てを紹介することはできませんが、面白かった問いを紹介します。
Q1、松下幸之助の言葉です。空欄には何が入るか?
イ冷静 ロ強引 ハ謙虚 ニ理知的 ホ会話上手
Q2、本田宗一郎は色紙にサインする際、必ず柳に飛び付こうとするカエルの絵を描きました。どのような意味があるでしょうか?
イ失敗しても何度も挑戦することの大切さ
ロ正しい目標を持つことの大切さ
ハがむしゃらに努力することの大切さ
Q3、業績低迷が何年も続いているとき、どこに最大の原因があると考えますか?
イ自分(社長) ロ社員 ハ景気 ニ製品、サービス ホライバル社
A1、ハ謙虚
松下幸之助は、経営者は会社の中で一番謙虚で、一番素直で、一番感謝を知る人でなければならないと説いた。人格者、道徳者でなければ社長業は務まらない。
A2,イ
「成功とは、99%の失敗に支えられた1%である」と本田宗一郎は言ったそうです。
A3,イ
誰のせいでもなく社長の問題
業績が悪くなる理由は様々です。景気の影響も受けるし、商品力に問題があるかもしれない。しかし、そうしたことに対処し、きちんと手を打てば業績は上向いてきます。業績不振が長く続いているのは、経営者自身の問題にほかならない。と書かれています。
いかがでしょうか?
機会ありましたら、順番に紹介していきたいと思います。
2007年9月28日