「てっぺん」の朝礼に参加!
最近、メディアに頻繁に取り上げられています。居酒屋「てっぺん」の朝礼です。
少し前に、購入した本 「てっぺん!の朝礼 ~スタッフの夢とやる気に火をつける!~大嶋啓介著」 を読み、面白いなと思っていました。
現在では、月間800人が見学に訪れているようで、昨日も、韓国の飲食店経営者グループの方々が見学に参加していました。本当にテンションの高い、熱い朝礼でした。
私が、参加したいと思ったのは、著書の中に朝礼の意味合いについて、以下のような事が書かれていたからです。(私なりに要約しています。)
大嶋氏が、この朝礼形式を採るまでに、様々な飲食店を観察してたどり着いた結論。
「繁盛店とそうでない店との間に感じた一番大きな違いは、熱意の差。
繁盛していない側の店長にどれだけ「やらされている」という感覚でやっている人が多い事か!
「やらされている感覚」ではなく、「スタッフ全員が本気でやる!」ためには、仕事の意味づけが重要!
○「何のために」を、毎日この朝礼により確認する場と意味づける。
○「一人ひとりの夢と、今ここにいることの意味と価値をがっちりと繋げてあげること」により、「スタッフがやらされるのではなく、自ら能動的に動き、全員が本気で業務を行う気持ちをつくり上げる。
○「元気のよさは伝染する
元気なところに人は集まる
本気を引き出す」
○人生でうまくいく人といかない人の違いは、「思い込みの差」でしかない。
自分に対してどのような思い込みをしているのか。
この違いが、人生でうまくいく、いかないの、大きな差になってくる。この思い込みの壁を全員で破る。
スタッフの方たちの目は輝いていました。当然、ダルそうに仕事をしている人はいません。皆楽しそうに仕事をしています。
その一方で、最近不祥事を起こしている会社の企業理念は「社会貢献」や「地域貢献」など、一見すばらしい理念が掲げられています。
しかし、これが単なるお題目である場合が多いのではないでしょうか?
そんなお題目の奇麗事を並べた企業理念よりも、きれいな文章やフレーズではないが、ギラギラしている企業目標の方が、スタッフの「やる気」も断然違ってくるのではないでしょうか?
ちなみに、朝礼には、「報告、連絡、相談といういわゆる報連相」といった意味合いと、これから勝負が始まる前のモチベーションアップ、目標設定の確認などと、意味合いが大きく2つに分かれると思います。
公開しているのは後者の意味合いの朝礼で、その他下記の3回、計4回行われています。
「朝一朝礼」 昨日の改善点の共有、仕込みの確認、今日の意気込み
「営業前ミーティング」 予約、おすすめ、今日の流れの確認、個人目標宣言
「終礼」 数字報告、今日の改善点、明日の確認、褒め言葉
朝礼に参加した方へ配られる「朝礼の極意」には、
この朝礼の目的は
(1)てっぺんで働くことの意味と価値を深め、本気を引き出す。
(2)元気を爆発させ、スーパーハイテンションにするため。
(3)最高の結果を生むために必要な、最高の状態をつくるため。
と書かれています。本当にハイテンションな朝礼で、大きな声を発することにより、私も悩み事などが一瞬で吹き飛びました。
飲食業でない方も、朝礼の参加お勧めです。
2008年3月11日