売上を増やすヒント
「売上が増えない」「売上が減っている」というお悩み
ここ最近、多く頂きます。
確定申告のご相談でも頂きました。
また、メルマガの登録フォームのお悩み欄でも多く頂いています。
「売上が増えない」「売上が減っている」というお悩み多いです。
今日は、売上を上げるヒントをお話します。
売上を増やすというと・・・
「新規のお客さんを増やさなければならない!」
「もっと営業をがんばらなければ!」
「広告やPRをしなければ!」
と思ってしまいますね。
しかし、少し視点を変えて見てみましょう!
売上は次の3つの構成要素から成り立ってるのです。
「客数」×「単価」×「購入頻度」= 売上
たとえば、飲食店の場合を見てみましょう。
○1ヶ月に、500人のお客さん
○客単価は、5,000円
○来店頻度(リピート回数)は、平均2回
(客数) (客単価) (来店頻度)
500人 × 5,000円 × 2回 =500万円
500万円が1ヶ月の売上高となります。
そこで、売上を1.5倍にしたい場合はどうしたらよいでしょうか?
「新規のお客さんを1.5倍に増やす」だけでは、時間もお金も労力もかかります。
確かに、新規のお客さんを増やすことも大切ですが、
3つの構成要素をバランスよく増やすことが大切です。
それぞれの項目が10%増えたとしましょう。
○新規のお客さんを10%増やす。
○客単価を10%増やす。
○来店頻度を10%増やす。
すると・・・
(客数) (客単価) (来店頻度)
550人 × 5,500円 × 2.2回 =665万円
それぞれ10%増加すると、売上は33%アップとなるのです。
では、それぞれ15%ずつ増えたらどうなるでしょうか?
(客数) (客単価) (来店頻度)
575人 × 5,750円 × 2.3回 =760万円
それぞれ15%増加したら、売上は52%アップとなります。
つまり、1.5倍の売上高になります。
このように、売上は「客数×単価×頻度」で成り立っています。
お客さんの数を増やすことだけが売上増加の方法ではないのです。
売上を増やすという大きな面で考えてしまうと、具体的な方法は見えてきません。
しかし、3つの面に分解してみると、可能性は広がるはずです。
○「新規の客数」を増やすには?
○「客単価」を上げるには?
○「来店頻度」を増やすには?
それぞれ3つの側面から、売上増加の方策を検討しましょう!!!
それぞれが少しの効果でも、先ほどのように大きな売上増加となります。
また、この3つの側面を強化すると、一時期だけの売上増加ではなく、
継続的な売上増加が見込めるようになります。
2012年3月12日