事業計画書の作り方
(質問1)
経営者の皆さんは、何のために会社を経営されているのでしょうか?
・お金を儲けたい。
・自社の商品・サービスを認めてもらいたい。
・社会に貢献したい。
・更に会社を大きくしたい。 などなど様々だと思います。
そこで、中小企業さんの最も身近な社外の相談相手は誰ですか?
自分で書くのはなんですが、まずは顧問税理士事務所ではないかと思います。
(質問2)
では、その顧問税理事務所にどのような相談をしていますか?
・経理のこと?
・会計ソフトのこと?
・税金のこと?
・節税のこと?
(質問3)
税理士事務所は、あなたの(質問1)の回答に役にたっているでしょうか?
私達は、こう考えています。
経理のこと、会計ソフトのこと、税金のことは、会社を経営していく上で避けては通れませんが、会社を経営する目的ではない!と。
では、私達はどのように、お手伝いできるのだろうか!?
会社をつくった目的は色々でも、継続していかなければなりません。
継続していくためには、
○売上(利益)がなければなりません。
○資金繰りが回らなければなりません。
上の2つを満たすためには、PDCAでの経営管理がとても有効であると考えます。
蛭田昭史税理事務所は、「PDCA戦略会計で経営体質を強化する」という方法で、お客様に対して、事業計画に基づいて、現状はどうなのか?というアプローチでお手伝いさせていただいております。
よく、「PDCA」って何? と聞かれます。
PDCAとは、
(1)計画を作成する。PLANのP
(2)実行する。DOのD
(3)計画と実行した結果について、原因を検証する。CHECKのC
(4)チェックの結果、出てきた良くない原因・要因をカイゼンする。ACTIONのA
です。
節税をするために、経営しているのではないですよね?
重要なのは、お金を残すことなのですよね?
では、その残したお金をどのように使うのですか?
遊びに使うよ。というのであれば、それはそれで良いのですが、折角節税して残したお金を事業に有効活用しませんか?
では、どのように有効活用しましょうか。
今日のブログでは、事業計画(PDCAのP)について書きます。
より大きな成果を得るには、明確な目標を設定しなくてはならないと思います。
例えば、ダイエットを例にとりましょう。
毎日5キロランニングをして3ヶ月で10キロ痩せる!
明確な目標ですね。この明確な数値・期限・手段の目標設定がなかった場合、
”3ヶ月後痩せていたらいいな~。”では、おそらく3ヵ月後も今のままの体重でしょう。(残念ですが・・・)
①設定した目標の動機づけは明確でしょうか? 例えばなぜ、痩せたいのか?
②目標にたいしての手段は検討しましたか?
実現可能な目標でしょうか?
全員で共有できる目標でしょうか?
③期限は設定しているでしょうか?
目標がない組織にゴールはありません。
目標がなければ、達成も反省もありません。
達成がなければ、満足感・幸福感もありません。
反省がなければ、成長がありません。
上記を満たしていれば、あとは実行するのみです。
計画を立て、実行し、経過を測定する事は経営に必須です。
現状を認識していなければ、次の一手が打てません。
行き当たりばったりの経営をやめましょう!!
次回は、実行後のC(CHECK。検証)について記載します。これが一番重要です。
2006年7月18日