PDCA戦略会計について~中小企業に最適な経営管理手法~
私達が提唱している、PDCA戦略会計について、よく質問されます。
「おたくのPDCA戦略会計って他の経営分析手法と何が違うのかと。」
はい。「PDCA戦略会計」は、分析ではありません!
走りながら、経営しながら自社を把握し、私達と共に社長自らも頭を捻っていただき、事業目標・目的に近づくためには、自社のどこに手を打てば良いのかを試行錯誤し、軌道修正してゆくという仕組みです。
企業、特に中小企業さんは、立ち止まっている時間はありません。
分析だけをしている時間はありません。また、ゆっくり分析をしている時間もコストももったいないですね。
走りながら、現状を把握し、軌道修正してゆくには最適なシステムです。
「知覚動考」という言葉があります。
まず、自社を知り、その知識を元に動く。
その上で、動いた結果を踏まえて、改めて考え、軌道修正の案を考える。
そして、また、動く。
そして、動いた結果を踏まえて、改めて考え、軌道修正の案を考える。
の繰り返しです。
敢えて、言うならば、他の分析と違う特徴はこの点だと思います。
私達は、会計事務所ですから、数字・データの表現によるコミュニケーションを顧問先企業と行なっております。そのコミュニケーションは、結果の報告だけでは、効果薄なのです。
私達は、その会社に即した目標を社長さんと共に設定し共有し、その目標達成の為には!?を踏まえた結果の報告をいたします。
その後、その結果の報告を踏まえて、では、次に打つ手は?
を共に、策定します。
余談ですが、とても、もったいないお話があります。
時々、新しく顧問契約いただく顧問先企業さんで、経営コンサルティング会社に経営分析・経営診断してもらって、○○について、改善計画を立案してもらったよ~。というケースがあります。
結構、高い報酬を支払っていらっしゃいます。
分析資料や改善計画書もものすごく分厚くて、社長さんは消化不良を起こしかけていらっしゃいます。
確かに、的を得た分析で、計画もなるほどと頷けるものです。
しかし!!
費用対効果の面ではどうでしょう!?
場合によっては、100万円以上を支払って、外部の方に分析してもらって、経営の指針を出してもらう・・・。
実際に実行できれば、良いのですが、絵に描いた餅になってしまっていませんか・・・?
PDCAサイクルを回し、目標を達成しましょう!!
目標がない組織にゴールはありません。
目標がなければ、達成も反省もありません。
達成がなければ、満足感・幸福感もありません。
反省がなければ、成長がありません。
2006年7月24日